おはこんばんにちは!
先日の続きです。
昼ごはんのあとは北陸本線が13キロ超えの北陸トンネルを開通させるまで走っていた旧線を巡ることにしました。
http://www2.pref.fukui.jp/press/atfiles/pa2T1412570218bb.pdf
福井県のホームページにも掲載されていて、「旧北陸本線トンネル群」として国の登録有形文化財に登録されています。
道中には北陸新幹線の工事場所が記されている箇所がたくさんありました。
こちらは樫曲(カシマガリ)トンネルです。
現在の道は山を避けるように大回りしています。(写真のトンネルの右側)
トンネルは歩道になっていてトンネルに入ると自動で照明が点灯するというまさかの人感センサーです。
おそらく利用者がほとんどいないのでしょう。
この先に新保(シンボ)駅があるのですが…
なぜか写真がない。
なぜだーーーーー!!
ってことで皆さん是非行ってください←
さらに進むと「どうぞ廃線跡を楽しんでくれたまえ諸君」と言わんばかりの標識がありました。
この築堤を旧北陸線は走っていました。
先程の福井県のホームページを開きますとPDFにグレーの点線と黒の点線が交わっている2点のうちの「敦賀市」と書かれた付近の点がありまして、そこがこの写真の場所です。グレーは新幹線のルート、青が現在の北陸トンネルのルートなので結構海側を走っていたことがわかります。
さて、その先には…
なんか怪しげな被写体
こちらは葉原(ハバラ)トンネルです。トンネルは1車線分なので、柳ヶ瀬線同様トンネルの手前で車交換待ちです。
鮒ヶ谷(フナガヤ)トンネルと曽路地谷(ソロジダニ)トンネルを超えると…
杉津(スイヅ)駅跡です。現在は北陸自動車道の杉津PAになっています。
えぇ…杉津〜某信号所まで本当はトンネル6つあるのですが、尺の都合上3つ目の曲谷(マガリダニ)トンネルと5つ目の伊良谷(イラダニ)トンネルのみ載せています。
皆さん是非行ってください←←
こちらは山中スイッチバックと呼ばれる列車交換場所です。
右が本線、左は待避線でこの先(敦賀方面)は行き止まりになっています。
当時は単線でしたのですれ違いができず、この場所で一方を本線から避け、もう一方をスムーズに通るという方法で行っていました。
福井方面から来た汽車が一度行き止まりのある待避線へ行きます。
反対側から福井へ向かう汽車が止まることなく走り抜けます。
その後折り返して青の本線上まで動きます。
本線上に止まって再び方向を変えます
敦賀方面へ向かうことができましたとさ。
さて、さらに少し向かうと。。。
(この付近圏外です)
見晴らしが良い
山中信号所跡です。
さっきと何が違うねん!ってなりますが
山中スイッチバックは福井から来た汽車を退避する場所、山中信号所は敦賀から来た汽車を退避する場所です。
こんな感じ
まぁどちらも山中信号所の敷地内なんですけどね。
福井側は待避線が2線ありました。
さて、ここを過ぎて少し走ると…
おっ…
大桐駅跡です。
ホームだけでなく過去に走っていたSLの車輪等も残っていました。
今回はここまでです!
次がこの旅最終章となります。
ではまた!