さて、ちょっと気分転換にわたくしの生まれ育った沿線を2回に分けて紹介します。
近鉄京都線です。
京都駅と奈良県奈良市の大和西大寺駅を結ぶ路線で、両端間を特急で30分、急行で40分ほどあります。
歴史を辿ると95年くらい前にまで遡るのですが、私にはよくわかりません。
てことで私が全駅を紹介しようと思います。
今回は前編ということで途中の新田辺まで紹介します。
B01.京都駅
近鉄京都線の北端で新幹線とか地下鉄とかJRとかもういろいろ大きな駅。近鉄ホームは元々3つしかレールがなかったが、10年ちょいくらい前にJR側にもう一本追加されました。
ちなみに一部ホームの先はこのようにまぁまぁ狭い。
改札出て正面に新幹線改札、左曲がって階段エスカレーターを上がって右側にJRの改札があります。
JR改札よりまだまっすぐ行き、階段エスカレーターを下ると烏丸中央口となり、目の前に京都タワーがズドーンです。
B02.東寺駅
京都を出てすぐ左に直角カーブを描きます。
その後すぐに駅となります。
ご存知五重塔、東寺の最寄り駅です。
駅の下には九条通りがあり、その前の交差点名は「九条近鉄前」です。
東寺駅は準急と急行が停車。
近くには鳥羽高校や洛南高校がある他、京都駅から近いのでこの距離を歩く人もそれなりにおられるようで、利用者は多いです。
B03.十条駅
写真を見ると奥に東寺駅が見えますが、この辺りは駅間が短めです。
普通のみ停車で、他は通過。でもそこまでスピード出さず、だいたい70キロ位でスルーしていきます。
付近にはあの赤と緑の兄弟で有名な任天堂があります。
B04.上鳥羽口駅
あ、右後ろは任天堂だよ?
失礼しました。
上鳥羽口は京都駅を出て最初の待避可能駅です。
この駅も普通のみ停車で内側にホームを持ち、ホームのない外側を通過列車が通る仕組みになってます。昔の高槻駅の新快速と特急の関係に似ています。
付近には…京都拘置所くらいしか知りません。
B05.竹田駅
竹田は京都市営地下鉄烏丸線との乗換駅で、駅の北西側には地下鉄用の車庫があります。一部の列車は地下鉄国際会館から新田辺、奈良へ直通運転をしています。
ちょうどこの撮影場所の真上を名神高速が通っています。
準急、急行の停車駅で、特急はノロノロ通過します。駅の南側にも2線車庫があり、地下鉄線内完結列車はこの車庫を使って折り返します。
ちょっと歩きますが城南宮という神社の最寄り駅です。
B06.伏見駅
伏見稲荷の最寄りでもなんでもなく、単純に京都市伏見区のエリア内ということです。
ここは普通しか止まらず、通過列車は最大でも70-75キロ程度で通過します。
駅前の公園には京都市電が保存されています。
すぐ近くを50年くらい前まで走っていました。
B07.近鉄丹波橋駅
京阪本線との乗換駅。
京阪は特急止まるのになんで近鉄は止まらんのや!ってなったのかは知りませんが、途中から特急も停車駅になりました。
この駅、周辺よりもかなり低い位置にあり、画像のように右側は大きな土留め擁壁がされています。
最初は「堀内駅」として開業。その後京阪と共同使用駅となって相互直通運転を開始、その間堀内駅は貨物線となります。
その後乗り入れが廃止され再び近鉄丹波橋として旧堀内が使われるようになりました。
京都側で立体クロスしているが、京阪丹波橋から近鉄京都に向かって左に向かう跡のようなものがあります。現在は駐輪場ですが、ここを使っていました。当時は京阪天満橋から近鉄京都駅へ直通運転もありました。
次の駅で答え合わせしましょう。
丹波橋は大阪北部地震の時にお世話になったところで、電車が動かなくなり約4時間駅周辺をウロウロしていました。えぇ特に何も無かったです←
B08.桃山御陵前駅
御香宮の最寄り駅で以前は伏見桃山城キャッスルランドという近鉄子会社運営の遊園地もありました。丹波橋との距離は全然なく、あっという間に着きます。
準急と急行が停車。京阪伏見桃山駅も乗換推奨では無いものの、結構近いところにあります。
この周辺は桃山高校やマーチングで有名な京都橘高校があり(一応Sコース受かってたんだよなぁ)、東寺駅同様お寺目当てと学生の利用者が多いです。
さて、先程の京阪との直通運転の件ですが再びGoogleマップさんを見てみましょう。
結論から言うと三条から奈良方面の直通運転はありました。その跡地、どこかわかりますか…?
なんか、家の配置が違いますよねー
ここを電車が走っていました。
まぁ当然丹波橋を共同使用するには、直通運転関係なく近鉄(旧奈良電)はこの線路通らないといけないんですけどね…
B09.向島駅
桃山御陵前と向島の間には宇治川を渡る橋梁があり(澱川橋梁)、その橋は日本一支点間距離の長いトラス橋と言われています。しかも完成したのって95年くらい前ですから、当時関わった人たちは相当な変態(褒め言葉)だったことでしょう。
さて、向島駅は待避可能なホームです。準急は丹波橋以南は各駅停車です。急行と特急はそれなりに飛ばして通過します。
付近には団地やすばる高校があり、利用者はほどほどと言ったところです。すばる高校は私も練習試合でお世話になりました。
まさかの写真なし!
あると思ったんですけどねぇ…
小倉からは宇治市になります。宇治川渡っても向島は京都市なんですよねー。
周囲には旧任天堂宇治小倉工場(将来マリオランドができるだの噂がありますが…)やボウリング場がありますが、とにかく住宅地が広がっていて、普通に利用者数が多いです。
駅ホームが他に比べて謎に広いのですが、昔は真ん中に通過線があったそうです。
伊勢田駅も住宅地の多いところにありますが、小倉ほど利用者はいません。近くにはJR奈良線が走っています。
小倉も伊勢田も急行と特急は通過します。
すみません、伊勢田はあまりわからないです。
B12.大久保
大久保駅は1987年くらいに地上から高架化された駅で急行停車駅です。待避可能駅でよく急行と普通の乗換をする方が多いです。少し歩くとJR奈良線新田駅があります。
「大久保」と付く駅って実は7つもあって、近くでは兵庫にJR大久保、あとは東京にも大久保と新大久保がありますね。秋田や千葉にもあるそうです。
B13.久津川駅
こちらも写真がないです。
久津川から城陽市に入ります。久津川駅前の踏切からずっと東へ向かうと車塚古墳があるのですが、そのど真ん中をJR奈良線が一刀両断しています。なんてことをするんだとコンマ5秒思いましたが近鉄様は平城京を真っ二つにしていましたね〜
久津川は急行通過駅で坂から勢いよく下り、そのまま久津川へ進入してきます。
B14.寺田駅
寺田駅のイメージは東側のロータリーまで行くのが大変という思い出しかないです。ただ最近西側目の前に新しくロータリーができ、送迎が便利になりましたね。
少し歩くと城陽市役所があり、さらに進むと水度神社というちょい有名な神社があります。さらに行くと太陽が丘やプラムイン城陽があって、京都大作戦の聖地があります。さすがにここまで歩くのは大変ですが。
文化パルク城陽という複合施設があり、たまに有名人がコンサートを行います。こういう時に稀に急行が臨時停車します。
B15.富野荘駅
富野荘駅は木津川の上にある駅で、特に目立ったホームもなく、橋の上を歩……きません。
すみません、ありませんでした。
富野荘の先にある木津川の写真でお許しを。
富野荘駅は団地、住宅地、田畑に囲まれたちょいと田舎じみたところにあります。急行は通過します。西城陽高校の最寄り駅で、西城陽中学生も公立の普通の中学では珍しく電車通勤のある学校で、富野荘~寺田の1区間を利用します。
川の対岸に行くには山城大橋を渡るか10円橋を渡るしかなく、どちらも自転車であってもそれなりに距離があります。泳ぐのはいかがでしょうか?←
以前は川の手前に木津川駅というのがあり、川開きのときはこの写真の下がかなり賑わっていたそうです。
B16.新田辺
さて、前半ラストは新田辺駅
近鉄京都線の途中駅では規模が大きめで、車庫を持っています。一部の普通は新田辺折り返し、準急も京都~新田辺の運用(実際は普通に化けて奈良方面へ向かいます。)で京都市営地下鉄の普通は新田辺で折り返すことになる。
周辺はスーパーや居酒屋がたくさんあり、私もよくカラオケオールしたりボウリングをしたりした思い出深き場所です。
なぜか周辺に卓球教室多めです。
そして新田辺は京田辺市に位置しており、もともとは田辺町田辺駅でした。市に格上げの際和歌山の田辺市と被るということで京田辺市となり、JR学研都市線は京田辺駅、近鉄は和歌山の紀伊田辺駅と混在しないよう新田辺駅となりました。なお、新田辺と京田辺は徒歩7分程の距離です。
さて、ずらりずらりと書きましたがまだ前半です。後半はまた次回のお楽しみということで!
ではまた!
(3800字以上書いていた。)