こんにちは!
今回は近鉄電車が阪神区間を、阪神電車が近鉄区間を行き来する車両についてお話します。
まず、このように直通するのはどこなのか、なのですが近鉄の奈良駅から大阪難波駅、そして阪神大阪難波駅から神戸三宮駅の区間です。大阪難波駅は同じホーム扱いで乗務員交代は阪神桜川駅で行っています。
土休日の朝に三本のみ神戸三宮のさらに西にある新開地駅から奈良に向かう快速急行があります。新開地行きはございません。
近鉄奈良と阪神神戸三宮の快速急行は日中大体80分ほどで運転されます。
平日は日中6両で朝夕夜は奈良~尼崎が10両(8両も僅かにあり)になります。
一方土休日は日中8両で朝夕夜は平日と同じ感じ(6両も僅かにあり)です。
なお、阪神芦屋駅はホームの長さが6両分で両隣に踏切がある為に延伸が無理な状況の為、土休日は芦屋駅に快速急行は止まりません。
さらに阪神今津駅も平日朝は止まりません。
以上ざっと紹介しましたので、メインの車両を見ていきましょう。
・近鉄
①1026系、9820系
中途半端な形式ですが、1020系列の中にあります。
6両編成×4本(1026F~1029F)の計24両です。
直通開始時は1026編成はまだ直通非対応でした。
9820系は1026系のシリーズ21版です。
6両編成×10本(9821F~9830F)の計60両です。
全編成が直通対応です。
②1252系の一部、9020系
これまた中途半端ですが1230系列です。
1020系の2両編成版です。
2両編成×7本(1271F~1277F)の計14両です。
9020系は1230系列のシリーズ21版です。
2両編成×19本(9021F~9039F)の計38両です。
主に快速急行の増結用として運行され、平日は奈良~尼崎までの運用が多いですが、ごく稀に2両編成を3本繋げて三宮まで向かうこともあります。
直通開始時1277編成は1026編成と同様直通非対応でした。
1277編成と1026編成の中間2両はもともと1030編成4両として組まれており、直通対応がずれたのにはそういう関係もあったのかもしれません。知らんけど。
③5800系、5820系
5800系は1026系から座席をロングシート、クロスシートの両方になる「L/Cカー」を設置した編成です。
6両編成×5本(5801F~5805F)の計30両です。
5820系は5800系のシリーズ21版で
6両編成×5本の計30両です。
ラッシュ時はロングシートにして乗車率を上げていき、昼間の閑散時はクロスシートにして快適性を上げています。
・阪神
④1000系(6両編成)
6両編成×13本(1201F~1213F)の計78両てす。
運用は近鉄の6両とほぼ変わりません。
⑤1000系(2両編成)
阪神1000系には2両編成と6両編成があり、
2両編成は主に快速急行の増結用として使われがちです。
2両編成×9本(1601F~1609F)の系18本です。
阪神9000系は1000系より前にできた6両編成の車両です。
6両編成×5本(9201,9203,9205,9207,9209)の計30両あります。
阪神1000系の6両編成と共通の運用です。
阪神車両は近鉄車両より約2メートル短いため、10両編成になると20メートルの差ができ、実質阪神10両は近鉄9両になります笑
てことで今回は近鉄と阪神を相互乗り入れする車両についてまとめました!
ではこれにてドロン!!