皆さんこんにちは!
今回は阪神電車の話題にしました!
阪神電車は大阪の梅田から兵庫県は神戸の三ノ宮の先、元町駅を結ぶ本線と、途中の阪神尼崎から南東へ伸びるなんば線、武庫川沿いを走る武庫川線の3路線が存在しています。
このあたりは鉄道激戦区で六甲山の麓に阪急、大阪湾沿いに阪神、間にJRがそれぞれ平行しており、大阪を起点に「西宮の中心部へは阪急」「神戸の中心部へはJR」「甲子園球場へは阪神」という勝手なイメージが付いています。
こうやって見ると阪神が一番ピンポイント過ぎるというかそういう感じになっていますが、実は本数は異常に多く、日中もかなりの数の電車が行き来しています。
そこで今回は阪神本線の運転本数がどれくらいあるのかを見ていこうと思います。
①普通
当然の如く普通はいつでもどこでも走っています。
日中は全ての列車が元町の先、神戸高速線の「高速神戸」まで直通します。
日中は10分間隔で運行されます。
日中他の種別もそれなりにあり、じゃあラッシュ時はどうなるの?となるのですが、ラッシュ時は他の種別が増える影響で12分間隔になるイレギュラーな運用となります。
5000系列です。
最近は新車の5700系が増えて置換えが進んでいます。
青色の塗装なので青銅車と呼ばれることが多いです。
青色の車両は4両編成で普通固定の運用です。
5500系列の中でも1編成しかない5550系
5500系とは新製当時から行先表示がLEDになっているなどの違いがあります。
②急行
急行は梅田~尼崎と梅田~西宮をそれぞれ20分ごとに交互にやってきます。
梅田~尼崎は所要時間9分ととてつもなく短区間運用ですが、上下線ともに尼崎で快速急行との接続が出来ます。
西宮から神戸方面の急行はないと思わせておいて、平日深夜に1本梅田→御影の急行があります。梅田24時20分で普通の最終よりあとに発車します。
車両は赤胴車と呼ばれる8000系や9300系6両の車両がメインで、時折近鉄直通用の1000系、9000系が運用に付きます。
③直通特急・特急
以前、阪神の特急について記事に上げましたが、特急には神戸高速線内いろいろ通過する「赤直特」と神戸高速線内各駅の「黄直特」と山陽電鉄線内各駅で須磨浦公園まで行く「特急」の3種類あります。
赤と黄と特急それぞれ30分間隔、順番にやってきます。阪神線内は停車駅が一緒なので、
綺麗な10分間隔で走ります。梅田から神戸高速線経由で山陽電鉄まで三社直通運転をしています。
この6000系は3両編成×2で運転します。
メインはやはり赤胴車
赤胴車は直通特急運転時、阪神タイガースやイベントなどの表示をします。
また、梅田行の場合「阪神梅田」や「阪神大阪梅田」の表記をします。高速神戸で阪急に乗換ができるので区別するためだと思われます(阪急は全て「大阪梅田」のみの表記)
山陽電鉄は5000系列がメインとなって運転します。
赤直特の幕は見にくいで有名です。
④快速急行
快速急行は近鉄の奈良から阪神なんば線を経由して神戸三宮まで運転します。
日中は20分間隔で、平日は6両、土休日は8両で運転されます。
平日と土休日で停車駅が異なり、尼崎から先
平日は尼崎、甲子園、西宮、芦屋、魚崎、神戸三宮
土休日は尼崎、武庫川、甲子園、今津、西宮、魚崎、神戸三宮
にそれぞれ止まります。
土休日は武庫川、今津に止まる一方芦屋は6両分のホームしか作れないため通過します。
車両の長さが1両あたり近鉄の方が2m長く、8両では16mの差が出てきたり、御影は特急停車駅だがカーブがキツすぎて、近鉄電車のスパンでは電車とドアの隙間がとてつもないことになること、逆にホームに擦れる部分もあって(ホーム削ったらしい)通過にするといった、迷要素たっぷりな種別になっています。
…といったような運用で、まとめますと…
日中の運用は主に4区間に分けて本数が決まっていて
梅田〜尼崎
普通⑥、急行⑥、特急系⑥
尼崎〜西宮
普通⑥、急行③、快速急行③、特急系⑥
西宮〜神戸三宮
普通⑥、快速急行③、特急系⑥
神戸三宮〜元町
普通⑥、特急系⑥
という本数具合でした。
では、ラッシュのみのレア運用を見てみましょう。
平日朝に区間急行が梅田〜甲子園(一部青木始発)で運転しています。
急行との違いは千船と鳴尾に止まるかどうかのみです。
平日朝の梅田行きのみに設定される区間特急が存在します。
御影始発で、停車駅は御影⇒今津の各駅(西宮除く)、甲子園、尼崎、野田、大阪梅田
西宮以西の各駅を順調に拾っていくスタイルで、さりげなく西宮を通過し、野田に停車します。
朝ラッシュは先述の通り普通の本数が少ないのでその9歳措置かつ西宮駅ホームの混雑防止にも繋がっていると思われます。
以前は尼崎も通過していました。
というわけで今回はここまでです。
それではこれにてドロン🥷