はらこーデイリー

平成初期生まれの私がいい年こいた時に過去を見返すためのブログです。でも誰でも見れます。

2022/10/19三岐鉄道北勢線

三岐線の西藤原到着後向かったのはまさかの桑名駅

三岐鉄道北勢線はその横にある「西桑名駅」からスタートします。

まだ時間あるからついでに北勢線もやっちゃえ!

という気持ちだったのかもしれません( ̄∀ ̄)

 

今回は三岐鉄道北勢線を紹介しますが、前の三岐線程写真がないためこの回で全駅紹介していきます。

三岐鉄道北勢線は2003年まで近鉄路線でした。

2003年に三岐鉄道へ譲渡。

 

西桑名駅です

こじんまりとして雰囲気が良いですが意外と改札機が多いです。

 

 

名駅が横にあります。

JR関西本線近鉄名古屋線が乗り入れています。

名駅の東に西桑名駅があるのですが、まぁいろいろ歴史があるようでここでは割愛します笑

 

 

名駅前ですが、以前は西桑名駅の先にも1区間だけ線路が伸びていました。

現在写真右奥に西桑名駅がありますが、その付近から右へカーブし、このあたりを横切っていました。

約60年前に廃止となったこの区間。当時の西桑名駅は大山田駅(今より少し北側)、終点の駅は桑名京橋駅と呼ばれていました。

 

さて、そろそろ西桑名駅を出ます。

 

だいぶ日が暮れた…

北勢線は単線です。

 

 

馬道駅 桑名市

西桑名駅を出て最初の駅です。

2面2線の行き違い可能駅ですが安全側線が無いため、同時に列車が進入することはできないです。(万が一のオーバーランの際、本線上で衝突の可能性がある為)

 

阿下喜方面ののりば

西桑名へは阿下喜側駅舎の手前にある踏切を渡る必要があります。

この駅にはロータリーはなく、駐車場はもちろん、送迎用の止める場所もないです。

 

西別所 桑名市

西別所は1面1線の単線ホームです。

 

駅舎は約20年前にできてるようです。

ポツンと一軒家感があります。

桑名のイオンまで2キロ近くですが、バスとかはありません。

 

蓮花寺 桑名市

続いて蓮花寺(れんげじ)です。

元カノの地元です( ̄∀ ̄)

それは置いといて…

近くには住宅地が広がっており、また桑名ICも近いため結構な利用者がいます。

無料駐車場もたくさんあり、パークアンドライドが可能です。転回のできるところもあり、数本だけですがコミュニティバスも走っています。

例のイオンモール桑名へ行くことができます。

コロナ前までは年々少しずつ利用者は増えていました。

 

在良駅(ありよし) 桑名市

2006年に駅舎が一新されました。

駐輪場があります。

Wikipedia上に駐車場はあると書いてありますが、どこかわかりませんでした。

(北勢線事業運営協議会事務局のHPには駐車場なしと書かれていました。)

1面2線の島式ホームです。

 

星川 桑名市 旧坂井橋駅

流れる星のインパクトがすごい星川駅です。

駅前はメガドンキホーテ三洋堂書店の敷地となっていてとても広くて賑やかなエリアです。

この駅は2005年にできた新しい駅で、500m程東にあった坂井橋駅を廃止しました。

星川駅という名前は実は3代目で、2度廃止しては復活するというタフな駅名です。

 

七和駅

桑名市

特に何もなし笑

2005年に駅舎改築と同時に送迎スペースが設けられ、駐輪場も50台程度置くことができるようになりました。

 

三岐鉄道になって今年で20年。

地元の鉄道会社へ譲渡されてからお金の出資元が変わるためか、いろいろと駅が変化していったのですね。

 

穴太駅 員弁郡東員町

ここからは桑名市を離れ、員弁郡東員町となります。

あとで出ますが員弁郡いなべ市は別の地域です。。。

 

ということで穴太駅です。「あのう」と呼びます。

駅前には広大な無料駐車場があり約60台置けますのでパークアンドライドにはピッタリです。

こちらも三岐鉄道になってからホーム移設や駅前広場の整備が行われ、この一連の事業には東員町もしっかりと関わっています。

 

ええ話や…

 

東員駅 員弁郡東員町

東員町中心駅の東員駅です。

この駅は三岐鉄道になってからできたもので、この駅の開業により前後にあった六把野駅と北大社駅を廃止しました。

駅の構想自体は近鉄時代からあったようで桑名市東員町が鉄道の存続を求めて検討していたそうな。

 

やっぱええ話や…

 

東員駅前には大きな駐車場とロータリーが設けられています。

この駅舎には待合室はもちろん乗務員宿舎や運転司令室が備えられており、元々あった北大社駅で行われていた運転司令所を一晩で移設したというエピソードがあります。

 

大泉駅 いなべ市

大泉駅って全国に3駅あって、ひとつは福島県阿武隈急行線、ひとつは富山地方鉄道不二越線にあり、そしてこの三岐鉄道北勢線です。

三重県大泉駅は2004年にできた駅ですが駅の設置企画は三岐鉄道譲渡話のあとからだそうです。

 

ホームは1面2線です。

 

楚原 いなべ市

いなべ市の中心駅、楚原駅です。

駐輪場、駐車場の整備がされていてパークアンドライドが可能です。

一部の西桑名駅発の車両はこの駅で折り返します。

 

 

麻生田(おうだ) いなべ市

1面1線の単線片側ホームで北勢線で最も利用者の少ない駅です。

駅舎を通らなくてもホームに行くことが可能です。

この駅はロータリーこそないものの広場があり、その高さとホームの高さがほぼ同じ(段差ない)です。

 

こじんまりとしたところにある駅です。

 

もう真っ暗やん…

 

駅舎は謎に綺麗です。

こちらも2004年三岐鉄道譲渡後に新設されました。

 

さて、次はいよいよ終点です。

 

なんか保存されてる…

 

阿下喜 いなべ市

ということで北勢線の終点、阿下喜駅です。

 

駅前には大きなロータリーがあります。

 

立派な駅舎!

 

なにが面白いって…

到着時刻を教えてくれるんですよね!

改札の外に待合室があるので、駅構内に入るタイミングを読むことが出来ます。

 

いまさらながら運行形態を…

1時間あたりの本数ですが

日中

西桑名~阿下喜が1本

西桑名~楚原が1本

 

それ以外は

西桑名~阿下喜が2本

西桑名~東員・楚原・大泉が1本がベースです。

 

駅舎とその周辺の整備は2004~2006年にかけて行われました。

 

駐車場横から列車を眺めることができます。

 

なんで楚原行きになってるのか…

もしくは回送幕?

見えねぇ…

 

駅の横にはミニレールと普通のレールが!

ここには「軽便鉄道博物館」があります。

この先に転車台があり、昔実際に使っていたものを移設して再利用されています。

ミニレールは転車台は使用せず、転車台の周りを1周するルートになっています。

 

270系277形先頭の三重電気鉄道時代のリバイバルカラーです。

この277の1両は1990年に新造された日本で一番新しい吊り掛け駆動方式の車両です。

見た目で言うと正面のスカート(排障器:線路上の障害物を跳ねのける装置)がない車両の大半が吊り掛け駆動方式です。

 

鉄道博物館の先はこんな感じになっています。

ということでとてつもなく長かった10月19日はこれにて終了。

大安経由でR421通って帰りましたとさ。

 

おしまい