こんばんは!
昨日はとあるツアーに参加してきました。
その名も...
近鉄異経路トライアングルツアー
今月で引退になる車両を含む6両編成で
運行されました。
せっかくだったので事前に予約して
高校の同級生とともに参加してきました。
スタートは京都駅。
「貸切」が今回乗る列車です。
写真は後ほど載せます。
とりあえずこれに乗って最初の目的地、宮津へ。
ここでは車庫に入って、撮影会が行われます。
これが宮津駅。こんなに過密になることは
まずありえない駅です。
これは一旦車庫に入るところです。
編成は2両×3の6両です。
前の2両が今月で引退になる車両です。
このあと解結作業を行います。
特急色(奥の2両)が切り離され、
写真は無いですが、最終的には
2両ずつを横に並べ...
どぅーん!
この光景もあと3回ほどですね。
裏も回れたので...
はい。
これが今回のメインである18400系です。
昭和44年に製造され、平成9年までは京都橿原線を中心に特急として活躍。
その後は「あおぞらⅡ」という団体列車
(3並びの真ん中の青と白の色)として走りました。
ほかの列車に比べ、若干車体幅が狭いのが特徴です。
当時の京都橿原線は上下線の線路の間隔が小さく、
カーブでは普通の車両はぶつかる可能性がありました。
なので、少し小さめの18200系を製造し、
少し改良されて18400系がデビューされました。
電子レンジを使って軽食を作るという特徴から
「スナックカー」という愛称があり、
3並びの18400系以外の車両を含む形式に付けられ、
18400系は少し小さく見えるので
「ミニスナックカー」という愛称が付けられました。
今はスナックコーナーはありません。
2両1編成で全部で10編成ありましたが
今は第9編成目しかないのです。それが今回で無くなるということで、
これを使った貸切が走っているというわけなのです。
このあとはふたたび6両編成に戻し、それに乗って
大和西大寺経由で東花園車庫へ。
ちなみに3号車の31番、32番が自分らの座席でした。
青と白の車両です。
そこでは洗車体験と昼飯がありました。
洗車体験のところは動画だったので写真はありません。
そして昼ごはんは。。。。
幕の内弁当。
ゆっくり食べて、車内から車庫を見ていました。
その後は大阪上本町駅、橿原神宮前駅と経由し
京都駅へ戻ってまいりました。
最初の画像でもあったように
ルートがトライアングルのようになっています。
そしてなぜこれが異経路なのか。。。
まずは大和西大寺駅から!
黒色と緑色は線路の配置、赤色はホームの番線です。
4,5番線はホームが違うだけで、同一線路です。
そして黄色は1973年から1992年に使われていた路線で、
昔京都~難波の直通特急として使われていた分岐器です。
京都から来た特急は1番線に到着後
方向転換をして黄緑の分岐器を通って難波へ向かいます。
つまり緑色と黄色の線路を通っていました。
しかし1992年から一般客はもちろん、
回送でもほとんど使われなかったらしいです。
今回はそこを異経路として走りました。
ほんの一瞬でしたけど。
鶴橋駅の東側の図です。
数字は鶴橋駅の番線です。
1,3番線は奈良と難波を結ぶ路線。
2,4番線は上本町と伊勢志摩、名古屋を結ぶ路線です。
自分らの乗った貸切は3番線につながる線路から来て、
途中で渡り線(黄色)を通り、4番線に進入します。
この渡り線も実際ほとんど使われておらず、
これが異経路なのです。
黄色より西の2本の渡り線は1日何十回も使われていますが
東側の2本の渡り線は使われているのを見たことがありません。
そこも通りたかったですね。
そして最後は橿原神宮前駅の少し北にある
八木西口短絡線。
2番につながる線路を西から来た当列車は
黄色を通って南に向かいました。
黒色は大阪線、茶色は橿原線、水色は橿原線から
伊勢の方へ向かう特急専用の短絡線です。
その短絡線は新ノ口短絡線、
今回通ったのは八木西口短絡線です。
八木西口短絡線は橿原神宮前駅から回送で
五位堂駅というところへ行くのに使われるくらいです。
ちなみにそこを通る車両を一回だけ
撮ったことがありました。
八木駅3番線より撮影。
2008年やったかな。
まさかここを通るなんて当時は思ってもいませんでした。
以上異経路をお伝えいたしました!
そして橿原神宮前駅到着後、いったん車庫に入って
方向転換し、一気に橿原線を使って京都駅へ戻りました。
7時間の旅でしたが本当にあっという間でした。
またこのようなツアーに参加したいなーと思います!
では今からホットケーキを食べてバイト行ってきます!
ではでは!