こんにちは。
この2022年10月30日は名松線、伊賀線と各駅を訪問してまいりました。
そして…
まだこの日は終わりません。
「滋賀県の路線を全く訪問していないじゃないか!」
そうなんです。
三重県や福井県などを訪問しすぎて滋賀県を撮り忘れていました。
滋賀県の路線はJR琵琶湖線、湖西線、北陸本線と近江鉄道の各路線、京阪石山坂本線、京津線と信楽高原鐵道があります。
よし、近いし区間短いしこの日中にやってしまおう!
宿題だと絶対に考えられない「ついでにここまでやっておく」を鉄道では何の疑いも面倒さもなく行うことができます。人間だもの。
ということでやってきたのが信楽高原鐵道
この路線はJRになって初の三セク移行路線です。
JR西日本として動いていたのはわずか3ヶ月半でした。
念の為言いますが、読み方は「こうか」です。
写真は始発駅の貴生川駅です。
きぶかわ と読みます。
もとは国鉄・JR路線だっただけに、JR草津線と同一ホームで乗り換えが可能です。
乗換える際、ICカードは上のぽつんと改札機を通る必要があります。ホーム上にあるのでわざわざ改札口へ行かなくても問題ありません。
また、近江鉄道とも乗り換えが可能で、三路線が合流するまぁまぁ普通に大きい駅です。
ド派手なポスター!
駅前です。
立派なロータリーです。
甲賀市の中心部ではないですが、甲賀市の駅では一番大きな駅です。
甲賀市水口町(みなくちちょう)にあります。
水口が甲賀市で一番大きいのですが、メインはもう少し北、野洲川を渡った先にある近江鉄道の水口石橋駅付近が栄えています。
コインパーキングはロータリーに入るとあります。
さて次の駅へ向かいます。
貴生川から次の紫香楽宮跡までは9.6kmあります。
全長が14.7kmなので全体の65.3%をこの区間が占めています。
途中のこの場所、中央に碑が立っていますが、この後ろの築堤で1991年に列車正面衝突事故がありました。
写真とか見たことある方いると思いますが、衝突後お互いの先頭車が反り立つ壁のようになり、42名の死者を出した事故です。
世界陶芸祭が開かれており、京都駅から直通で来た信楽行きの臨時快速は定員の2.8倍の超満員で、信楽からの貴生川行も今では考えられない4両編成での運用だったこともあり、人的被害が大きくなりました。
本来待つべき信号場で青になってしまったこと(頻繁に誤作動があった)、JRとSKRが直通できるよう信号機の改造をしたがその認可を得ていなかったこと、乗務員の勝手な判断で動かしたことなど、いろいろなヒューマンエラーが重なった大きな事故となりました。
詳しいことはwikiとか色々見てください
紫香楽宮跡駅です。
しがらきぐうし と読みます。
紫香楽宮という聖武天皇が造営した宮殿が近くにあったことからこの名前になっています。
カーブ上に駅があります。
SKR311形が来ました。
「SHINOBI-TRAIN」ラッピングの緑版です。
山の中を貴生川方面へ最後のひとっ走り(全体の65%の距離)を進みます。
宇治田原町とかも一区間だけ長くしてやれば京田辺や大津から延ばせないんですかね?
費用面は別として宇治からだと勾配やばそうですが…
未来へ走る鉄道へ!
ちなみに紫香楽宮跡駅は信楽高原鐵道になってからできた駅です。
民営化から3ヶ月半で信楽高原鐵道となり、開業と同時に駅もできました。
続いて雲井駅です。
駅舎は1933年開業時のもので今も現役です。
結構綺麗でした!
紅葉の季節ですねぇ
更新日は翌夏ですねぇ…
ロータリーに車が1台止まっていたので
おそらく信楽行きに乗っている人のお迎えに来たのでしょう。
駅には信楽焼のたぬきが置かれていますね。
やはり比較的地元なだけあって色々知識を見せびらかしてしまったために、3駅で終わっちゃいました。大変申し訳ない。。。
続きは次回で!