こんにちはー
今回は前回に引き続き、阪神の日中の運転本数についてお話致します。
前回は本線の内容でしたが、今回は「なんば線」「武庫川線」です。
早速ですが、先に武庫川線からまいりましょー!
①武庫川線
武庫川線は本線の武庫川駅から大阪湾に向かって武庫川団地前駅に至る短い路線です。
本線の武庫川駅は武庫川を跨ぐようにあり、武庫川の西側の堤防下に武庫川線の武庫川駅があります。
入場券を払えば武庫川をホームで渡る事が出来るちょっとレアな配置をしています。本線からの直通運転はできませんが、一応本線西側から折り返す形で武庫川線に入ることが可能です。
車両は2両編成でインパクトあるこの車両の他3編成の計4編成で対応します。
本数ですが日中は20分間隔、ラッシュ時は10分間隔で、全列車普通のみの運転です。
武庫川の次の東鳴尾でのみ列車交換が可能ですが日中は1編成でやりくりしているので列車交換は行われません。
以前はこんな車両が走っていましたが廃車になりました。
②なんば線
なんば線は阪神尼崎からちょっと南に逸れ、その後本線と平行に走って西九条、大阪難波に繋がる路線で、以前は「西大阪線」という名前で尼崎〜西九条までの路線でした。
2009年に大阪難波まで繋がり近鉄と相互乗り入れを開始、現在に至ります。
阪神尼崎で夜間お泊まりする列車は仮の車止めを置いています。ちなみに阪神の始発は4時台で近鉄は5時台となっていますが、この列車は4時50分尼崎始発なので近鉄方面へ行くものの、近鉄となる大阪難波では5時台になります。
前置きが長くなりましたが各種別の本数を見ていきましょー。
①普通
普通は始発の尼崎行と最終の尼崎発2本のみ大阪難波発着の阪神線内完結運用で、その他は近鉄直通となっています。
終日通して1時間に5~6本の運転で朝夕ラッシュの増発もありません。この路線には退避できる駅がなく、阪神尼崎の次は近鉄の布施までありません。利用者数的にもちょうど良いとは思いますが、これ以上増やすと阪神尼崎の折り返し線のパンク(阪神本線の急行も20分に1回使います。)や、快速急行の安定した速度が実現出来ないことも有り得ると思われます。
ちなみに日中の近鉄方面行普通は1時間に3本しか来ません。が、安心してください。
しっかりその代わりがいますので。
②区間準急
区間準急といっても阪神線内は各駅で運行しています。先程の普通で話していた不足分は区間準急で補います。近鉄方面行で1時間に3本運転されています。
なぜ近鉄方面行のみ区間準急が阪神なんば線を通るのかはわかりません。一応尼崎行区間準急も平日4本、土休日1本走りますがそれ以外は大阪難波止まり。以前は平日か土日かで大阪難波止まり、尼崎まで行くというパターンがありました。
③準急
準急は阪神線内ではレアで日中は走っていません。なんなら近鉄奈良線内も走っていません。
朝夕が中心ですが、その中でも阪神なんば線内は尼崎行が平日朝に1本、土休日夜に3本、奈良方面が平日夕方に5本、土休日夕方に8本運転されます。阪神なんば線内は各駅停車です。
④快速急行
阪神なんば線内最上位種別で、大阪難波から桜川、ドーム前、九条、西九条と各駅停車ののち、尼崎まで止まらなくなります。特に三宮行きの伝法の低速通過後、猛加速で淀川を渡り福駅を100km超で通過するシーンは圧巻です。
本数は日中1時間に3本来ます。
平日日中は6両、それ以外はほとんど10両での運転(たまに8両)で尼崎以西は6両での運転です。
土休日は正午付近まで10両、それ以降夕方まで8両、夕方から10両での運転で、10両運転時は尼崎以西は6両、8両運転時は増解結をせず三宮まで8両で運転します。
平日朝と夜のごく一部で大阪難波止めの快速急行があります。おそらく全て阪神車両での運転です。
さて、以上のことから
武庫川線は日中20分間隔
なんば線は日中10分間隔で各駅停車、20分間隔で快速急行が運転することがわかりました。
なんば線内待避線がないので尼崎行は鶴橋で快速急行を待つより先に来た普通の方が早く、逆も鶴橋までは来た電車が一番早く行きます。
以上で阪神の運転本数について終わります。
また次回をお楽しみに!
それではこれにてドロン!🥷
(次回投稿は2/20です🙇♀️)